行事の説明


修正会しゅしょうえ

年の初めに、去っていった年の反省をし、新たな年の決意をする新年初頭の法要。

「正しきを修める」と書き、元々は「悔過(けか)」という法要でした。

今からおよそ1200年前、奈良時代に始まったと言われています。

元旦から三日にかけて各宗派問わず行われます。

大間内と須弥檀 十六善神図

大間内と須弥檀

十六善神図

須弥檀上に般若札と御供餅、御供物をおそなえして、社会の平和や国土の安全、家内安全を祈ります。三朝祈祷が終わると般若札は檀家さんの家々に配られます。 釈尊(お釈迦さま)のもとに集まった十六人の善神の掛け軸です。右下には三蔵法師の姿も見られます。大般若転読のとき須弥檀中央に掛けられます。

戻る


涅槃会ねはんえ

春ももうすぐの涅槃会

お釈迦さまの入滅の日である2月15日に行う法要。

お釈迦さまは説法の旅の途中、クシナガラという街の郊外で動けなくなり

弟子に沙羅双樹の木の下に床を敷かせ、そこに頭を北にして西向きに横たわりました。

そして弟子たちの見守る中その夜半に静かに涅槃に入ったと言われています。

その光景を描いた涅槃図を掲げ、お釈迦さまの業績をたたえ

追慕、感謝するので涅槃会といいます。

円通寺では、2月は雪が多いため、参詣者のことを考慮して

1ヶ月後の3月15日に法要を行っています。

逮夜たいや」とは前日に行われる法要のことを言います

戻る


彼岸会ひがんえ

「彼岸」は、梵語のパーラミター(波羅蜜多)の漢語訳「到彼岸」からきた言葉で

「迷いの世界から、悟りの世界に至る」という意味です。

お彼岸は春と秋、春分の日と秋分の日を中日とする前後7日間をいいます。

お彼岸に法要をするのは、昼夜等分の日であることから

仏教の中道の教えにちなんで行うという説ほか諸説あります。

円通寺では、春のみ彼岸会の法要を行っています。

戻る


大般若法会だいはんにゃほうえ

境内の桜は葉桜の頃です

『大般若波羅蜜多経』という唐の玄奘三蔵が訳した経典を転読する法要です。

経典は六百巻もあり、大勢の僧侶が一度に転読する様は圧巻です。

法要には200人近くの参拝者が訪れ、1年の内で最もお寺が賑わいます。

大般若法会は、大乗仏教の根本的な思想が盛り込まれた

ありがたい経を読む法会として、県内の多くのお寺で行われています。

転読とは、教本をいわば「アコーディオンを弾く」ように読むことを言います

今年もたくさんの参詣者の方々が訪れました 大般若転読の様子


●台所では手伝いに来てくれた母さん方が腕を振るい、山菜などを使った美味しい料理をこしらえてくれています。感謝!

法要の裏では大忙し!

◆写真は全て三浦重一さんより提供していただきました
ありがとうございました<(_ _)>

戻る


【お地蔵さん】

小さいお子さんを連れたお母さん方が夜にお寺に集まって子供の健康と安全を祈願する日です。

この日ばかりは子供たちも本堂を縦横無尽にかけまわって遊ぶことが許されます。

また、この日が近づくと近所のおばあちゃんたちが丹精込めて作った千羽鶴などが

飾り付けられ、のぼりが立ち並び、地蔵堂はにわかに彩られます。

地蔵堂はにわかに彩られます 梅花流詠讃歌を唱えるおばあちゃんたち

戻る


【お盆】

一般に言われている「お盆」も正式には「盂蘭盆会うらぼんえ」と言います。

梵語のウランバナを音訳したもので「逆さ吊りの苦しみ」を意味していると言われます。

お釈迦さまの弟子の一人、目連尊者もくれんそんじゃが餓鬼道に堕ちた亡母を救うために

お釈迦さまの教えに従って僧たちをもてなし、その功徳によって

母を餓鬼道から救い出すことができたという『盂蘭盆経』の故事に由来しています。

お盆の日どりは、新暦、月遅れ、旧暦と地域によってさまざまです。

戻る


道元講どうげんこう

道元禅師は1253(建長5)年8月28日に、瑩山禅師は1325(正中2)年8月15日に

亡くなりましたが、太陽暦ではともに9月29日にあたるところから

曹洞宗ではこの日を両祖忌りょうそき(両禅師の命日)としています。

円通寺では、各町内の檀家さんで毎月の当番を決め

その日は朝早くからおとき(供養のお膳)の準備をして、法要が終わると

本堂に集まってみんなでいただきます。

道元講のお斎の様子(撮影:平成15年9月29日) 集まった人々は和気あいあいとした雰囲気の中、楽しいお話に花を咲かせます♪

戻る


梅花講ばいかこう

「♪こ〜こ〜ろ〜のや〜みをて〜ら〜しま〜す〜♪」

円通寺梅花講の夜間練習の様子です。みなさん毎月熱心に参加されています。
練習時間は約2時間程(19:00〜21:00)です。


ストーブを囲んで・・・(住職が一番あったかかったりして?!) 熱心にお唱えする姿

平成15年12月3日(10:30〜)に行われた梅花道元講の様子です。
寒風の中、50人近くの講員のみなさんが参加されました。


『梅花流詠讃歌』は、昭和27年の道元禅師七百回遠忌を機会にできた御詠歌です。

道元禅師や瑩山禅師の和歌や曹洞宗の教えを

現代人に合う旋律に工夫されており、誰もが親しみやすくできています。

戻る


(参考文献)
「曹洞宗のお経」/監修:中野東禅/発行:平成12年7月13日/発行所:双葉社