拝啓

○○の候、いよいよ御健勝のことと心からお喜び申し上げます。日頃はなにかとお引き立てを頂き誠に有り難うございます。

さて、突然のお願いで恐縮ですが、この度、愚息の婚約がようやく調いまして、6月18日に結婚式という運びになりました。相手は、鈴木宗子と申しまして、隆とは一昨年から交際しておりまして、今春結婚の決心を聞かされました。

つきましては、隆の結婚のお仲人を田中様にお引き受け頂きたく謹んでお願い申し上げます。御媒酌をお願いする方については、本人とも相談を致しまして、両名のことを最もよく知っていて下さる田中様にぜひお願い致したいのでございます。

御多忙中誠にお手数をおかけ致しますが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。また、今後いろいろと人生上のご指導も賜りたく存じます。いずれ御都合をお伺いしたうえで、親子そろってお願いに参上致しますが、まずは、書面をもちましてお願い申し上げる次第です。

敬具

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