会社のイメージアップを

 

新入社員を迎える、入社式での社長、重役、幹部のあいさつは、社会への第一歩をふみ出

さんとしている社員に、まず会社のイメージアップをはかり、職業意識をもたせるように

することが必要です。したがって、あいさつの内容も会社の概況、社史、創立者に関する

エピソード、会社の企業に対する所信、企業の現況と将来性などについて話材を選ぶよう

にします。また先輩として、後輩の新入社員に話をするときは、入社時の自分のことなど

もふくめて話をすれば、新入社員の緊張感をときほぐすこともできましょう。

新入社員の答辞は社長、重役のあいさつへのお礼と、社員としての抱負などを話します。

新入社員の心がまえ

 学生時代とちがって、職場は働くところ、生産の場なのですから社会人としての責任と

協調性が要求されます。新入社員としては少なくとも次のようなことは心がけるべきで

す。

 1 社業の全体について知り、自分の分担の仕事を理解する

 2 社風になれる

 3 仕事には全精神を集中する

 4 勤務は規律を守り、諸届けは前もって出すようにする

 5 公私の別をはっきり

 6 上役、同僚、来客に対する言葉づかいは正しく、話は順序だてて

 

 以上のようなことは、日常の勤務の中で常に心がけ、一目も早く自分の判断で仕事を処

理できるようになることです。


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