◆　PTA会長に選ばれたあいさつ

　このたびの定期改選で、本校のPTA会長に選出されました、○○でございます。

　前会長の△△氏は、当地方きっての名氏であり、また肢体不自由児の問題に深い関心をもたれ、その施設への援助、保護をされておられる、徳望家でございます。当校へのPTA会長としてのご業績も、はなはだ大きいものがございまして、そのような名会長のあとをうけて、私のように鈍才無学な者に、本校のPTA会長がはたしてつとまりますかどうか、大変心もとない次第でございますが、一生懸命つとめるつもりでおりますので、どうか会員の皆さま方の、力強いご支援を切にお願いする次第でございます。

　PTAは、申すまでもなく教師と父母の会であり、子どもの教育について、学校と密接な連係のもとに、教育の効果をたかめようとするのが最大の目的でありましょう。

　しかし、その目的を達成するためには、いろいろな方法があり、困難もともないます。子どもは、通学の途中のバスや電車の中で、町の中で、友だちから、教師から、父母からと、大人の気がつかないうちに、周囲のものからあらゆる感化をうけて成長します。そしてこのような教育環境をよくするには、やはりPTAという組織が必要であります。私たちはその中で、先生とともに、子どもをよくするためにはどうするか、皆さんと積極的にとり組んでいきたいと思っているわけです。

　さきほども申しあげましたように、私はたいした才能もございませんが、会員の皆さま方のご支援によって、よりよきPTAの運営にあたりたいと、存じております。何とぞよろしくお願いいたします。