2/9(tue)ナイター

 本日の課題は、かねてから気になっていた、上体と下半身のリズムのずれの修正。これがずれていると、フロントサイドでしっかり両足加重ができなくなる。要するに頭から刺さっている一本の軸が曲がってしまうと、(カーヴィングの基本である)、均等加重ができなくなってしまうということ。これは体のリズム感覚で修正できる問題だ。バックサイドからフロントサイドへの切り替えた瞬間に、上体が遅れずについていくようにイメージする。もちろん視線でリードしていく。これだけに気をつけたら、三本目くらいから、簡単に修正することができた。すぐ直ったということは、いかにイメージと、視線が大事かということに他ならない。

 今日は他におもしろい練習をしてみた。それは日頃何気なく使っている両手を、全く使えないようにしてみたのだ。教則本などでは、両手を前に合わせて滑る方法が取り上げられている。これはこれで、体のクロスオーバーが身に付くのでいいのだが、今日はわざと体の後でギッチリとつかんで、何があっても離さないように心がける(後ろ手に手錠をかけられた状態と言えば分かってもらえるだろうか)。するとどうでしょう、板がどのように走っているのか、大変よくわかる。「あっ、今ドリフトしたな、今は完全に面で捉えてるな」等々、いろんな意味で練習になった。隣でやはりアルペン小僧たちが走っていたが、ノーマルの彼らよりもしっかりエッジ付けできたので、パワー(プレス)ターンでこれでもかと雪を踏んづけても、最終的には彼らを抜き去ってきてしまった。しかも彼らは相も変わらずのショートターンだったのに。中回りしてるオレより遅いってのは、どういうわけだ?

次の日記