コラム7月


7/2

先日、娘用に借りたビデオ「トイ・ストーリー」を見ていたら、クレジットのところで見覚えのある名前を見つけた。Executive Producer(統括プロデューサーみたいなもの?)のひとりとして、AppleComputerの創始者であり、現在のCEO、SteveJobs氏の名である。
私はそれを見るまですっかり、ジョブズが「Toy Story」や、「Bug's Life」といったCGアニメーションを製作した「PIXER」社のCEOの一人ということを忘れていた。
 往年のディズニーアニメファンには賛否両論あろうが、今後のアニメの世界は、セル画より、CG式の方が普及していくことは間違いない。新作「ダイナソー」も楽しみ、楽しみ。


7/4

今日はアメリカ合衆国のIndependence Day,いわゆる独立記念日である。
1776 年 7 月 4 日に Declaration of Independence (独立宣言)が採択されたことにちなむそうだ。

同名タイトルのSF映画もあった。UFOに乗ってやってくる知的異星人達の地球を侵略を、アメリカを中心とした地球防衛軍が、見事に阻止するという、ハリウッド映画特有のお約束ハッピーエンド・チャンチャカチャン映画なのだが、この映画も含めて、ハリウッド映画では自国「大統領」の描き方が大変うまいことは否定できない。

ある時は、汚職まみれでマフィアとからみ、その権威を失墜させたかと思えば、先述の映画のように、まさに国民、いや世界を代表するようなヒーロー的存在としても描く。実にその描写は「人間臭さ」にあふれている。
日本映画だとこうはいかない。

もちろん「首相」と「大統領」という肩書きには、権力的構造の違いが大いにあるが、それでも日本映画で描かれる「首相」というものは実に「チンケ」である。

その「チンケ」の最たるお方、「森『たなぼた』総理」。またまた景気回復とはほど遠いような組閣をなさって・・・。

東京湾からゴジラでも出てきて、永田町を破壊してくれたら、大いに景気回復するのではなかろうかと、私はマジメに考えたりしている。
7/7

岡山の少年が逮捕された。なんと私の住む本荘市において。(ネット版毎日新聞では、本荘を「本庄」と記していた。テレビなどではよくある間違いなので、本荘市民も慣れつつあるが、新聞社がこのようなミスをすることは許せない)

私はこのニュースを自分のホームページの掲示板にいつも立ち寄って下さっている「風太郎」さんの書き込みによって知った。

チャリンコこぎこぎで1000kmを超える道のりは、母殺しという尊属殺人を犯してしまった17歳の少年にとって、さぞかし遠く辛いものだったろう。

結果として「生きて捕獲」されたわけで、どこぞのテレビ局が間違ってテロップを流した「遺体で発見」ようなことにはならず、良かったわけだが、なんでまぁしかし、我が秋田県にまで・・・?

このまま北上して、青森まで行き、その先はフェリーにでも乗るつもりだったのだろうか。その答えについては少年の供述を待たねばならないが、最終目的地がどこだったのか、それともあてのない逃避行だったのか、とても気になるところではある。

それにしても今回の逮捕劇では、象潟署の職員(警官ではなく一般職員)の活躍が大きかったようだ。28歳の彼は、奥さんの見舞いのため本荘市内の病院に向かっている最中に少年を発見し、すぐさま象潟署・本荘署に連絡を取りながら少年をマイカーで追跡。その通報で駆けつけた本荘署員が身柄確保にこぎ着けた。象潟署ではこの身重の奥さんを放ったらかしてまで少年を追跡した立派な職員を本日7月7日七夕の日に、表彰するそうである。彼もよくやったといえるが、その前に新潟・山形県内で少年を見つけ、仲間、警察と携帯電話で連絡を取り合ったというトラック運転手達も何らかの形で表彰されるのだろうか。

無事に見つかって逮捕と相成り、これで良かったことはもちろんなのだが、裏を返せば、ここまで逃避行させてしまった原因の一つに、「少年法」によって彼の顔写真が公開されなかったことがあげられると思う。今回のようなケースは例外的に、写真は無理としても、せめて姿形など、身体的特徴くらいは公開すべきではなかっただろうか。乗っていた自転車の同タイプの写真など公開したって、何の手がかりになるものか。現に捕まったときに彼が乗っていた自転車は、その時のものではなかったではないか。少年だってそこまで馬鹿ではない。

結果論として生きて捕まって良かったのであり、精神的・肉体的にも追いつめられた少年がたどる道というものは、推して知るべしなのである。そうならなかっただけ、今回はとてもラッキーだったといえるのでは無かろうか。

いずれにせよ、今回の事件が旧態依然の少年法に対し、一石を投じたことは間違いないだろう。


7/11
雪印乳業の食中毒問題、このところ新聞・テレビで報道されない日がないくらい騒がれているが、これによってさぞかし「森永」など他の乳飲料メーカーは、笑いが止まらないだろう。

 

社長が引責辞任したが、これによって何も解決するわけはなく、かえってその社長の辞任によって雪印の印象は悪くなってしまった。

特に「私だって寝てないんだ・・!」発言には笑えた。

社長本人には事の重大さがよく伝わっていないかのような発言。

まずはあなたが先導を切って汚染された牛乳を飲み、下痢ピーになりながら、

被害にあった家庭を戸別訪問するべきでしょう。

 

あまりにもずさんな商品衛生管理、そして歴史のある古い会社にありがちな下からトップまでの情報伝達の遅さ、またそれを受けてからの対応の遅さ、責任問題に及ぶとすぐさま経営者の首のすげ替えで目をそらせようとするなど、何から何をとっても、雪印には危機管理能力が著しく欠如していたと言わざるを得ない。

 

今後徹底した衛生管理が施され、「安全」のお墨付きを再びもらったところで今回失墜させた信頼が戻るには、相当時間がかかるだろう。まして牛乳などは消費者が毎日のように飲むものである。当分の間恐くて飲めない、飲ませられない・・というのは私も含めて多くの国民消費者の一般的な思いのはずだ。

 

それにしても東北地区を中心に「漁夫の利」をまんまとさらえるはずだった「小岩井乳業」も、酸味があるようなマズイ製品を出してしまい、商品回収に追われている。こうなるとやはり森永・明治・カルピス・ヤクルトなどにボタモチが落ちてくるのだろうか
(^_^;)


7/15

ひとたび入札があれば、値の下がらない株と同じ。それがネットオークションに出品することの楽しさである。


7月19日

今場所の大相撲は、貴之花がいきなり休場したり、大関取りを目指す魁皇がいまいちふがいなかったり、無双山もだらしなくてコロコロ負けている。貴之浪は大関カムバックがパーになり、一番の人気者力士である寺尾も十両であくせくしている。
 そんな中場所を盛り上げているのは、曙の連勝と、新入幕の活躍か。
特に「高見盛」という力士は今日勝ち越したが、相撲内容も態度も実に初々しく、はつらつとして、見ていて非常に気持ちがいい男だ。今日の勝ち越しインタビューも、見ている方まで嬉しくなるような受け答えだった。勝ち越しを決めた相手の琴の若に対しても、寄り切った瞬間に頭を下げて敬意を表していたりして。(^_^;)
可愛いヤツだなぁ、彼。


7月20日

今日の阪神・巨人戦にて。(勝敗まだわからず)
主審のマナベ!
お前は讀賣からいくら握らされとるんじゃ!ボケ!
適当なジャッジするな!
球審はあんなクソ審判よりロボットの方がまし!


7/27

三菱自動車には裏切れたなぁ。
リコール隠しかぁ。ディアマンテもあるのかなぁ。

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